技術も、メンタルも、すべての力が試されるのが「日本オープン」だ。
その大舞台で、現在賞金2位の中島啓太が首位に立つ。
前日の予選2日目は、「ボギーが先行して。いい流れではなかった」と、いきなり窮地で始まり、8番でまたボギー。
息の抜けない展開で、「緊張が上手くほぐれた」と話すのが、12番での3パットボギーという。
「悔しいのを外した」と思いながら次ホールへ移動する間に「コントロールができた。凄いポジティブに変わりました。案外と力が抜けた」と、すぐ13番でドライバーの快打が出た。
フェアウェイから142ヤードの2打目はピンに飛び、1メートルにくっつけた。
「いいバーディが獲れました」と、流れを変えると15番から連続バーディも来た。
「ボギーを打たないように、と強い気持ちを持ち続けてボギーを打つと、流れが変わる経験は今までにもある」と、いう。
この日は、3パットを契機に流れを変え、「69」でまとめて「価値ある1アンダー。客観的に見て、入り込みすぎずに試合全体の流れを把握しながらプレーするのが好き。我慢比べも好きです」。
元世界アマランク1位で元JGAナショナルチームのエースはJGA主催の戦い方を心得ている。
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13:50~16:00 NHK総合