若い選手たちにはメンタルも含めてまだまだ学びも、プロ経験を重ねた中堅には、ある程度、自身の特性も、勝ちパターンもある程度見えてくる。
33歳。プロは14年目。大槻智春(おおつき・ともはる)のプレースタイルは、明らかに静。
「テーマは? う~ん・・・、ないです。普段どおり」と、どんな条件でもさすらうスタイル。
正確無比なコントロールショットをもってしても、前日3日目のフェアウェイキープは6回に留まったが「ラフに入ったときの対処がしっかりと出来ていた」と、この日のパーキープ率は88.889%で全体の6Tと高く、さらに好調のパットでスコアを構築。
5バーディ、2ボギーの「67」でそつなくまとめて、1差の通算5アンダーで、首位の背中に張り付いた。
大舞台で初の最終日最終組に入った平本世中に対して、自身9度目&今季1勝(9月パナソニックオープン)、通算3勝の経験で最終日の2サムプレーに対抗する。
「日本オープン」は、アマの2010年から6回出て、2018年の24位が最高。
「もちろん、欲しいタイトルです」。
そこだけははっきりと、闘志を秘める。
<本日の中継予定>
7:00~12:00 ゴルフネットワーク(とことん1番ホール中継)
13:05~16:00 NHK総合
※タイトルのテレビ開始時刻に誤りがございました。大変申し訳ございません。