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中日クラウンズ 2023

星野陸也がV7王手

星野陸也(ほしの・りくや)が3日目も「66」で回って1差の単独首位を死守した。



「今日も4つは伸ばしたいと思っていたので。想定通りに取れて良かった」と5バーディとボギーひとつに安堵した。

最後18番の2打目は、60度か、56度か。
後半から本降りの雨に、バックスピンを警戒し、56度に持ち直したウェッジが決まった。

ピン左手前3メートルのチャンスに止めたが、「後半からヒロシさんが猛チャージ」と、同組の岩田寛はさらに近いピンそば50センチ。
バーディ締めは確実だ。

「絶対入れたい」と、気合いが入った。
「最後に、持ち味が戻った」と、強気のタッチで上りのスライスラインも打ち消した。
「前半、思うようにいってなかったので。入れて良かった」と、先に沈めて通算11アンダーで、1差のリードを守り切った。


2017年から5大会連続で出場し、トップ10が2度。
悲願の和合初制覇に王手をかけた。

2打差4位で出ながら、23位に終わった先週の「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」の雪辱もかかる。


今大会後は、昨年賞金2位の資格で参戦する欧州ツアーに再合流する予定で、「勝って行きたいです」。
出発前の5シーズン連続優勝のV7に現実味が帯びる。

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