地元茨城県出身の額賀辰徳(ぬがか・たつのり)が、3日目に9バーディ、2ボギーの「63」をマーク。
6位タイに浮上した。
一昨年4月から、ここ取手国際ゴルフ倶楽部の所属プロとして活躍。
「今日はいいスコアで回れて、ほっとしています」と、上位争いに加わり安堵した。
ドライビングディスタンスで5度の1位は、歴代最多。
この日から、10番ホールで計測が始まり、インスタートの第1打はかなり感触良かったが、はたちの長野泰雅(ながの・たいが)には及ばなかった。
「自分もいい当たりをしたと思ったんですけど、右ラフに入ってしまって残念でした」。
朝イチのしとしと雨でランが稼げず、特別協賛社「エアトリ」提供のドライビング賞30万円を取り損ねて悔しがったが、同伴アマも豪打に大喜び。
元祖の威厳は示せた。
最終日を前に首位とは7差もついたが「ホストプロとして、最後まで気を抜かず、あわよくば優勝争いを目指して頑張りたい」と、手綱を締め直した。