スポンサーや、メディアのみなさんなど関係各所へのご挨拶回りや、選手会長の谷原秀人ら選手会の役員幹部らと面会。
翌日に控えた男子ゴルフの開幕を目前に、改めて懸ける思いを強くした。
会場入りしてすぐ、シニアツアーの後輩でもある宮本勝昌にばったり。
2014年から、主にシニアツアーを統括する日本プロゴルフ協会(PGA)の会長を8年つとめた。
JGTOの役員職を背負う今季、再び選手と両立に挑戦することになった。
レギュラーツアーは、来月の「関西オープン」の出場はすでに決まっているそうだが、「あとはほとんどシニアツアーと日程がかぶっていますので、もう1試合ほど出させてもらって。あとは選手や関係者の方々と情報交換し、変えられるところは変えていく。いいものも、悪いものも情報公開し、批判を受ければ取り込んで改善していく。褒めていただければよりよくしていく。より迅速な発表と、透明性をやっていく」と、JGTO改革への決意を述べた。
マスター室前では、選手会新・副会長の阿久津未来也と立ち話し。
前日に行った選手会ミーティングの様子に耳を傾け、改めて「私たちは選手のみなさんのために働く」と、宣言した。
「選手会のみなさんはほんとうに一生懸命にやってくれているが、ツアーの運営に携わるのは本来の姿ではない。しっかりとゴルフ場でパフォーマンスを発揮し、社会貢献できること。その環境を私たちが作っていく。それができなければ私の責任です」などと、使命を語った。
JGTOの副会長のほかに、今年から選手会のアドバイザーに就任。厳密にはわらじを3足はくことになる。
前日の選手会ミーティングでも、就任の経緯が説明されたが、選手会長の谷原ら、同理事らの信頼は絶大だ。
「選手のみなさんは、ファンや多くの人たちに夢や希望を与えていくのが仕事です。ぜひ、そうあってほしいなと思いますし、その環境を整える責任を担っていきます」(倉本)。
新体制の男子ゴルフが間もなく明ける。