今季デビューの新人、古川龍之介（ふるかわ・りゅうのすけ）が、ホームコースで自己ベストの10位に入り、次週の「フジサンケイクラシック（山梨県・富士桜CC）」の出場権を獲得した。

出身は福島県だが、プロ転向を機に、つてを頼って福岡県に移住し、大会会場の芥屋（けや）ゴルフ倶楽部をはじめ、系列コースの雷山や、筑紫ヶ丘で練習を積む。

今年は、ABEMAツアーを主戦にしており、レギュラーツアーの資格はまだないが、今週は主催者推薦をいただくことができた。

スタート時にかけていただく入場曲として選曲した福岡県人のソウル歌「祝いめでた」に感謝の気持ちを詰め込み、連日たくさんの声援を背負ってプレー。

「結果で少しはお返しすることができた」と、喜んだ。

名門・日大ではキャプテンをつとめ、他校の同学年には昨季賞金1位、2位の中島や蟬川らがおり、刺激には事欠かない。

大型の台風が接近しており、早めに次の会場に移動して、大会に備える。
出発前に、「ここからつなげていけるように、来週も頑張ります」と、恩人らにも伝えた。

• 古川 龍之介