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日本オープンゴルフ選手権 2024

虎さんやマオさんも出場。JGA主催ですがJGTOに加算されますよ

その年のゴルファー日本一を決める「日本オープン」は、ツアーで戦う選手を統括する一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)主管のトーナメントと少し違って、主にアマチュアゴルファーを統括する公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)が主催。


もちろん、一部のJGTO選手にも権利は発生するが、大会独自の出場カテゴリーが適用されるため、普段のレギュラーツアーでは見られない選手のプレーが見られるだいご味がある。

16歳のアマチュア、松山茉生(まつやま・まお)さんは、今年6月の「日本アマ」を最年少(※当時15歳)で制して初出場。



    先月のJGTO主管「バンテリン東海クラシック」では182センチの長身を生かしてドラコン1位。 プロがみんなひれ伏しました
    349.6ヤードにプロが全員ひれ伏した。 
    大会でもアマ最上位のベストアマを獲得して2冠を達成しており、今週も注目の新星だ。

    かたやこちらは51歳の“新人”。
    崔虎星(チェ・ホソン)は、踊る虎さんとして知る人ぞ知る。

    JGTOツアーは3勝の人気者だったが、コロナ禍の影響で、22年夏を最後に出場権を失っていた。
    母国韓国ツアーでプレーを続ける間に50歳になり、こちらは公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)管轄のプロテストを受験し、今年からシニアツアーに参戦。

    8試合目の先月、JGA主催のメジャー「日本シニアオープン」で“初優勝”し、本大会の出場権を獲得。
    丸2年ぶりに、日本の“レギュラーツアー”に参戦を果たした。


      両足を軽快にステップさせて、釣竿をさばくようにクラブを操る独特の「フィッシャーマンズスイング」が最初にバズったのはPGAツアーだった。

      瞬く間に動画は拡散。時の人となったのももう7年ほど前だが今年は米シニアのチャンピオンズツアーにも初挑戦。
      海の向こうで再び脚光を浴びているようだ。

      ベテランも、若者も、それぞれの道で権利をつかんでやってきた。
      89回目の「日本オープン」は今年、主催のJGAが創立100周年。
      メモリアルイヤーに個性豊かな選手たちが、歴史と伝統の名門「東京ゴルフ倶楽部(埼玉県狭山市)」でそれぞれの野望を胸に躍動する。

      なお本大会はJGAの主催ですが、JGTOが主管するレギュラーツアーの賞金ランキングにももちろん、加算されます。

      優勝賞金4200万円。
      一夜のジャパニーズドリームももちろん、可能です。