右肘に違和感を覚えたのは、昨年の「ダンロップフェニックス」に続くアマプロ通算2勝目を飾った7月の「日本プロ」の時。
不安を覚えながらも優勝を飾ったが、すぐ翌週の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」で痛みが本格化した。
会場には来たものの、前日に欠場を申し出、翌月の「横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~」は戻ってきて4日間を戦ったが、次の「Sansan KBCオーガス」は、初日を11位で出ながら、2日目に棄権。
その後、先週まで4戦をお休みしていた。
「焦りはもちろんありましたが、まずは確実に治すほうを優先しました」と、じっと我慢で治療に専念。
やっと戻ってこられた。
愛知県高浜市の出身。
本大会は小学生の時に初めて観戦に訪れ、日大3年時の2022年には初出場。4日間プレーし、61位タイの成績を残している。
「回りなれたコースですし、応援してくださる方が本当に多いので。やっぱり出たかった。楽しみです」と、地元で無事の復帰を喜ぶ。
試合に出られない間に、平田憲聖(ひらた・けんせい)が賞金1位でぶっちぎる。
現在3位の杉浦との賞金差はざっと4000万円ほど。
でも、「後半は1試合勝つだけで2試合分ぐらいの賞金をもらえる試合もあるので」と、焦らない。
「もちろん全部の試合優勝を狙うつもりで。毎試合少しでも上にいけるように頑張ります」と、ひたむきに追う。