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ディライトワークス JGTO ファイナル 2024

最終戦は兄弟対決!2人共に逆転での賞金王を狙う大嶋兄弟

大嶋宝の現在の賞金ランキングは2位。前戦の石川遼everyone PROJECT CHALLENGEで悲願のプロ初優勝を飾り、弟の港を抜き約30万円リードした。

 

学生時代から弟の港の活躍が目覚ましく、先に行かれている感覚があった宝にとって、このプロ初優勝がもたらすメンタル的な効果の大きさは容易に想像できる。

「ジュニアの時も結構優勝争いをしていたんですが勝てずで。優勝したことがなかったので、優勝できたのは嬉しかったですし、自信にもなりました。前の試合ではランク外からだったので、そういう意味で気合が入っていたんですが、今週は賞金王を狙えるので、また違った意味で気合が入っています」。

 

弟の大嶋港は「まさか抜かれるとは」と、兄の快進撃に驚きながらも、やっぱりどこか嬉しそうだ。明日の初日は同組とはならなかったが、気持ちの中では兄弟対決だ。港にとっても、今シーズンはプロ初優勝を飾り、その後レギュラーツアーでは環境に慣れることに時間がかかったと振り返りつつも、自分の居場所をしっかりと作り出した。おそらく今年のルーキーの中でも、最もプロらしい雰囲気を醸し出すようになったのは港だろう。

 

明日始まる最終戦でいよいよ実現しそうな兄弟での優勝争い。宝にとっても港にとっても負けられない戦いがいよいよ始まる。


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