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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2024

ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまが明日開幕!

8月29日(木)〜31日(土)の3日間の日程で、福島県にあるグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台にダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまが行われる。

 

昨年大会は杉浦悠太がABEMAツアー史上8人目となるアマチュア優勝を達成。さらに、この優勝で出場資格を手にしたレギュラーツアーのダンロップフェニックストーナメントでも優勝を飾り、破竹の勢いで一気にプロ転向を果たした。

そんな杉浦を盟友と呼ぶ出利葉太一郎が、ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしまに今年初参戦する。同じ大学で、同部屋だった杉浦はライバルであり尊敬できる存在。そんな杉浦と肩を並べるべく、今週は優勝を目指す。

 

「8月は横浜ミナトとKBCに推薦で出場させていただき、まずはそういう機会を与えていただいたことに感謝しています。KBC18位はプロとしてのキャリアハイでしたし、成長できていると感じることもできました。ただ、先週の最終日は平田憲聖さんと同組でプレーさせてもらいましたが、これから自分が上に行くために何が必要かを感じたり、悔しいと思う部分もあったりで、本当に貴重な経験をさせてもらったと思っています」。

 

今週の試合からABEMAツアーは後半戦に入る。前半戦の出利葉は強気な攻めを意識していたが、それだけでは通用しないことを実感。試合を重ねて、さまざまなトップ選手のプレーを目の当たりにすることで感じたのは丁寧さだったと言う。

「1球1球真剣にやっていたつもりなんですが、その1打でゲームオーバーになってしまうようなショットもあったので、そこは常に3日間であったり、4日間のゲームだということを意識しながら、最終日にどうやって繋げていくかが大事なんだということを強く思うようになりました」。

 

攻め一辺倒でコースをねじ伏せるのではなく、最終日に自分がどの位置で戦いたいのかを常に意識しながら戦う。そのために出利葉が最も必要だと感じているのがマネージメントだ。もともと爆発力はあるだけに、そこに緻密さが加わった時、どのような進化したゴルフを見せてくれるのか興味深い。先行するライバル・杉浦を追いかけるためにも、今週は丁寧なゴルフで頂点を目指す。


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