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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2024

ロフト12度のドライバーで開眼!竹内大が最高のスタートを切る

今シーズンの出場資格を持たない竹内大。最低限のノルマは15位以内に入ることだが、そんな重要な試合の前日に、風邪で体調を崩してしまった。

ただ、それが理由で1日休養できたのが良い方向に働いた。心身ともにリフレッシュできたのか、とても病み上がりとは思えない8バーディ、ノーボギーの64をマーク。首位とは2打差の2位と好スタートを切った。

 

今シーズンは出場できる試合が限られている竹内だが、ゴルフの調子も一向に上がらない苦しいシーズンを送っていた。そんな竹内に転機が訪れたのは今年の5月の関西オープンあたり。元々、弾道が低い竹内だが、不調に陥っていたことで、ドライバーで球が全く上がらず、調子をどんどん落としていた。

突破口を模索する中で、ゴルフクラブの量販店で目にしたロフト12度のドライバー。それなら球が高くなるのではという、藁にもすがる思いで取り入れたことで、スイングに大きな変化が現れた。

竹内曰く、無意識にボールを上げようとする動きが強くなっていたのかもしれないとこと。ドライバーの弾道が良くなっただけではなく、アイアンの入り方も良くなり、ゴルフの調子が全体的に向上。気持ちも前向きになってきたタイミングで、今週の試合をむかえた。

現在使っているドライバーは、その時に購入したものではなく、契約メーカーに特別に用意してもらったものを使用している。

契約メーカーへの恩返しの意味を含め、今週はホストプロとしてとにかく結果にこだわりたい。悲願の初優勝へ向けて、明日の2日目のプレーにも注目したい。