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ファイナルQT下関ゴールデンゴルフクラブ 2024

来季の出場優先順位を決めるファイナルQTが明日初日を迎える!

山口県下関市にある下関ゴールデンゴルフクラブを舞台に123()6日(金)の4日間の日程でファイナルQTが開催される。茨城県の静ヒルズカントリークラブ、群馬県のサンコーカントリークラブ、そして三重県のCOCOPA RESORTCLUB白山ヴィレッジゴルフコースの3会場で開催されたサードQTを勝ち抜いたメンバーに今季のシード落ちの選手を加えた93名が来シーズンのレギュラーツアー出場優先順位を競う。

 


舞台となる下関ゴールデンゴルフクラブは昨年に続き2年連続での開催。帝王ジャック・ニクラウスが手がけたアメリカンコースが選手たちを迎え討つ。今どきの選手にとっては7,034ヤードの飛距離的にはそれほど長くはないものの、グリーンのアンジュレーションが強く、多くの選手はパッティングが鍵になると口にする。

ただ、もちろんパットが決まらなければ何も始まらないわけだが、昨年の優勝スコアの23アンダーを考えると、いかにショットでピンと同じ面に乗せられるかが重要。そう考えるとショットの成否がスコアを大きく左右することが予想できる。

 

そんなコースを「自分に合っている」と話すのは122日の本日、プロ転向届を提出したばかりの丸尾怜央だ。現在、日章学園高校(宮崎県)の3年生で来春卒業予定とのこと。

「サードQTでは緊張感があったんですが、今日の練習ラウンドでは楽しく回れたのでリラックスしたいい状態で明日を迎えられそうです。去年の優勝スコアが23アンダーなので毎日5アンダーを目指してやりたいと思います」。

丸尾はかなり前から高校を卒業したらプロ転向することを決めていたとのことで、大学への進学は1%も頭になかったと言う。大学でゴルフをするなら、いち早くプロの舞台で経験値を積む方がいいと考えていた。だから、今回のQTも仮にセカンドで落ちてもプロ転向すると決めていたとのことだ。

今季はアマチュアとしてレギュラーツアーに3試合出場しており、全てで予選を突破。実力は誰もが認めるところ。そんな丸尾のプロとして第一歩がいよいよ始まる。


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