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PGM Challenge 2024

もはやホームの福岡で悲願の初優勝のチャンス!古川龍之介が首位と1打差の4位タイ

古川龍之介がダブルボギーを叩きながらも、7アンダー63でラウンドし、通算13アンダーで首位とは1打差の4位タイにつけた。

 

先週のリランキングで20位だった古川はレギュラーツアーで後半戦出場できる試合は4試合ほどと限られている。ABEMAツアーに専念するかが悩ましい状況だが、そんな悩みも今週優勝してしまえば解決する。

福島県出身の古川だが、縁あってゴルフの練習環境を求めて今は福岡を拠点としている。この日も応援に駆けつけてくれる人が多数いるなど、もはや福岡は第二の故郷でホームと呼べる場所になっている。そんな地で初優勝を飾ることができれば最高の恩返しとなる。

 

「今日は前半はハーフベストを更新して良いプレーができたんですが、後半はちょっと風が変わって、そこで昨日ドライバーを持ったホールでスプーンに持ち替えたんですけど、OBを打ってしまって。ちょっと自分で流れを変えちゃったなと思っていたんですけど、その後2つ取り戻すことができたので、最低限のことはできたかなと思っています」。

 

悪い流れになりかけると、そのままズルズルいきがちだったが、そこで踏みとどまれたのは諦めずに、諦め悪く粘れたメンタル的な成長が要因になっている。伸ばし合いの中で、ダブルボギーは致命的とも言えるミスだが、そこでの粘りは明日の最終日に大きく影響するに違いない。古川自身も伸ばし合いの展開で勝つことができれば大きな自信になると言う。今や地元の福岡で悲願の初優勝を狙う。


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