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GeorgiaKSBオープン 1999

金子柱憲、3年ぶりの優勝

1番でチップインのバーディを奪い、景気良く、スタートしていったのもつかも間。
後半11番でボギーを叩くと雲行きは怪しくなった。
13番ではまさかのダブルボギー。
続く14番もボギーとし、2位スタートのフランキー・ミノザに追いつかれた。
だが、このまま事切れてしまうか、と誰もが思った16番ミドル。
起死回生のバーディを奪い、そのまま1打差をつけて逃げ切った。
「どんな形でも、勝てばいい」と、3年ぶり、5度目の優勝に、嬉しさを体中に滲ませ金子は言った。
「よく、何年ぶり(の優勝)とかって書かれるけど、やっぱりなかなか次の1勝ができずにいるっていうのは難産みたいなもんで、それで勝てたときっていうのは、ほんといいものだね。
後半から精神的にも、ものすごくつらい展開になって、それでも諦めずに頑張れたってことが、自分でもすごいと思う。
フランキー(ミノザ)に並ばれて、でも、まだ抜かれたわけではない、って考えて、ふりだしに戻ったつもりでやろうって思えたのがよかったんだね」

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