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GeorgiaKSBオープン 1999

首位の金子柱憲

どのホールも、上下左右に激しくうねったシビアなグリーンが続く。
多くの選手がパッティングの難しさに悲鳴をあげる中で冷静に、金子は言った。「ピンの切ってある周辺には、傾斜はないんだからパッテイングが難しい、とはボクは感じない。
それより2打目を、グリーンのどこに落とすか、それが問題なんだと思う」。
前半9ホール。
乗せて、入れまくった。
2番でピン1メートル、3番で2メートル、4番では4メートル。
きっかり乗せて3連続バーディを奪うと波に乗って、続く6番では5メートル、7番6メートル、8番ではピン手前10メートルのロングパットも沈めて一挙に6つ伸ばした。
「とにかくパットがよかったね。
でも、自分の中で、不安材料は、いろいろいっぱいあるんだ。でも、自信満々でプレーするより、そっちのほうがいいのかも」後半こそバーディは、15番のひとつだけだったが、66で7アンダーの首位発進に、満足げだった。

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