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住友VISA太平洋マスターズ 1999

セルヒオ・ガルシアは、丸山茂樹、田中秀道とともに大ギャラリーをひきつれてラウンド

日本ツアー初出場となったセルヒオ・ガルシアは、丸山茂樹、田中秀道という若手の中では人気を二分するふたりと回った。

初日のスコアは、丸山の4アンダー10位タイ、田中はイーブンパーの46位タイに対し、ガルシアは3バーディ、2ボギーの71、34位タイでスタートを切った。 「東まわりで地球をまわったので、長旅で疲れている」とガルシア。

 時差ボケのためかチャンスのパットを再三外したり、ショットを右に曲げるシーンもみられたが、一緒にまわった田中秀道は「すごくパッティングのストロークが柔らかい。今日は入っていなかったけど、ひとつ入り出せば、どんどん入ってくる感じ。ショートゲームの感覚は素晴らしい。『神の子』といわれるだけのことはある」と絶賛。

一方、丸山は「セルヒオには4日間通じてのスコアで『どんなもんだい』と言ってやるつもり」と闘志を剥き出しにしていた。

ガルシアの話
「今日、12番から18番まではそこそこいいプレーができた。それほど悪いプレーではなかった。惜しいパットが何回かあった。グリーンは良い状態だったけど、少し柔らかい感じがした。入らない日もある。少し疲れている。

ショットが右へ行ってたホールが2〜3ホールあったのは、ボールをつかまえきれなかっただけ。先週、フックが出ていたので、フックを出さないように気をつけていた結果、右に出ていたこともある。スコア的には2〜3アンダーが出てもおかしくない内容だった。

今日、丸山、田中ともいいゴルフをしていた。田中はいいゴルフだけどスコアにつながらなかった。丸山はいいゴルフで4アンダーは当然の結果だ。

明日は5〜6アンダーまでスコアを伸ばしたい。パットの出来次第だと思う」

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