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NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2000
白潟英純は、ずっと気になっていたスイングの欠点を、思いきって直した途端に首位発進。
6年ぶりのVがかかった決勝ラウンドにむけ、「明日以降はもう少し積極的にいこうかな」と語った。
初日、6アンダーで首位に立った室田淳の2日目のスタートは12時47分。すでに午前組がホールアウトし、トップのスコアが通算8アンダーまで伸びている中、「俺のことだから、どうせ叩いてしまう。せめてアンダーパーでまわろう」と心に決め、ティオフした。
2番パー4でピンまで6メートルの左カラーから、パターでバーディを奪うと、前半はじっとパーで耐えしのいだ。
そして、折り返しの11番でピン右4メートルを沈めて、後半ひとつめのバーディ。そして13番で左5メートルを沈めると、16番パー5では2オンに成功。2パットでバーディを奪い、通算10アンダーノーボギーの危なげないゴルフで首位をキープした。
「ロングでしっかり取って、アンダーパーでまわれればいい、と思いながらスタートしたんだけど、前半はティショットがラフに入って、全然チャンスがなかったんだ。
でも、後半からちょっと涼しくなってきて、ティショットもフェアウェーに行くようになって、だんだん内容が良くなってきたような感じ。
このコースはインコースのほうがスコアを出しやすいというのもあるしね。
逆にアウトは、2番や3番、4番、5番あたりで、ティショットを曲げた人にはトラブルになりやすいホールが続くからね。
明日から? そうだね、他の人は関係ない。自分のゴルフをするだけです。
それともう少し、積極的に行こうかなと思う。ピンに向かっていく気持ちを強くする、という感じでね」