Tournament article
NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2000
「スコアは120点。内容は…こんなゴルフでこんなスコアが出たことに驚いている」
ショットは右へ左へ乱調。3番パー4では、ティショットが右OBすれすれに。だが、「グリーンを狙うと、大きくオーバーする可能性がある」と冷静に、第2打をグリーン手前のグラスバンカーに運んで、ピン奥1メートルをナイスパー。
再三のピンチを、「強気のパット」で補った。
先週まで不調だったパッティング。試行錯誤を繰り返し、「まっすぐ強めに打てたときに比較的よく入っていると気付いた。今週から強めに打つようにしたら、それがたまたまうまくいっているみたいです」
9番、10番パー4では、5メートルのバーディパットを、18番では2メートルを。いずれも、どこにも緩みのない強気のパットでど真ん中から決めて、6バーディノーボギーで高崎、室田らと首位に並んだ。
「今日は出来すぎです。スタートからできるだけボギーを打たないようにと思いながらやっていて、それがたまたま良いほうに転がった。
スコアは120点、内容は…いまいち。あんな内容でこんなスコアが出せたことに自分で驚いています。パットのおかげですね。
同じ組の室田さんもすごくいいゴルフをされていたし、それにできるだけついていこうと思って粘りました。
日本ツアーで最終日最終組で迎えるのははじめてです。明日は…不安ですね。もっとティショットでフェアウェーを捉えていかないと…。それが今日の反省点です。練習場ではうまく打てるんですが、やはりコースに出ると、なかなかうまくいかなくて…。
明日もそううまくはいかないとは思いますが、今日のようにいいスタートを切って頑張りたいと思います」