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JGTO TPC イーヤマカップ 2000

「第1回目の大会。やらねば―という気持ちが沸いてきます」

 米ツアー参戦8年目の尾崎直道は、今季、これで国内ツアー4戦目。
 全米オープンの週(6月15日−18日)にいったん帰国し2週間、トレーニングを中心に自宅で調整をはかってきた。
 27日の火曜日に9ホール、水曜日のこの日に9ホールをこなし、「第1回大会ということで、やらねば―という気持ちが沸いてきます。久しぶりの日本ツアーで、ファイトを見せたい」と挑戦欲を隠さない。

 「ここは洋芝ということもあり、アメリカのコースに近いですから、自分には合ってるんじゃないかと思う。…だけど、洋芝のラフからのショットは、技術のうまいヘタより、パワーがあるかないか。フライヤーの計算をするより、いかにうまく脱出できるかだ。これは、とにかくフェアウェーキープが第1条件だね。梅雨時期のこんな天気だと、フェアウェーは転がらないし、ラフは難しいし、グリーンまわりは池あり、バンカーあり…。キレのあるアイアンショットが必要だ。グリーン上は、非常に大きいし、パット勝負。
 1打1打、息の抜けない手ごわいコースだけど、今週は、それに向かっていくような感じの戦い方になってくるんじゃないだろうか。
 すべてに関していいゴルフができた者しか勝てない。選手の持ち味が引き出せる非常にいいコース設定になっていると思う」

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