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ダイヤモンドカップトーナメント 2001

▼ 初日、トピックス 93年大会の苦い思い出にリベンジ

8番で、わずかにバーディパットがはずれて、「くやし〜!!」
難コンディションの午前スタートの中、最小スコアで上がった牧坂考作

 牧坂がスタートした8時20分ごろは、激しい雨風が、ピークのとき。
 しかし、牧坂は、「このくらいのことは予想していたから、そんなにひどく感じなかった」と、平常心で挑んだ。

 5番で、残り210ヤードの5Wでの第2打は風に押し戻されて60ヤード以上も残ったが、「ここはもともと、平均ストロークが悪い難ホール。ボギーも覚悟したホールで2.5メートルのパーパットを沈められたのが、大きかった」と4番からの連続ボギーをまぬかれ、3バーディ、1ボギー。
 台風並みの大風に荒れた、午前スタートグループの中では最小スコアの2アンダー。4位タイと好発進して「初日、こんなに良いスタートを切れたのは初めて」と、満面笑顔になった。

 苦い思い出がある。
 93年、大洗でのこの大会。
 3日目、60台の好スコアをマークして、大喜びでホールアウトしてきたのだが、アテストでうっかりミス。
 スコアカードに自分のサインをしないまま提出してしまい、競技失格となった過去があるのだ。

 「あのときは、スコアが良かったもんで、それにすっかり気を取られちゃって…(苦笑)。今でも苦い経験です…」

 2週前、師匠の鈴木規夫に受けた「ショット時のボールの見方」のアドバイスが効いて、「今週は、アイアンショットが面白いくらいピンに絡んでいる」と牧坂。
 このまま勢いに乗って、リベンジを果たしたい。

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