Tournament article
JCBクラシック仙台 2001
「美祐紀ちゃんのおかげです」
優勝インタビューでは、これまでお世話になった、ひとりひとりの名前を呼びかけ、感謝の意を表した小達。
その中には、今週4日間、バッグを担いでくれた「美祐紀ちゃん」の名前も忘れなかった。
「美祐紀ちゃん」こと、菊地美祐紀さんは、会場の表蔵王国際GCで7年間を過ごした研修生。
それだけに、「グリーンの読みも完璧」(小達)で、8年ぶりの優勝を全面サポートした。
「僕が迷っているときも、的確にラインを読んで、“決め打ち”をさせてくれた。ラウンド中の僕の疲れを、グっと軽減してくれたんです。彼女こそ、縁の下の力持ち」
ちなみに、菊地さんは、名実ともに「ほんとうの力持ち」(小達)だそうで、元陸上選手として砲丸投げ、槍投げの経験もあり、今でもベンチプレスを、65キロは軽く持ち上げる。
「スタミナ、パワーの女性です。腕相撲でも、みなさん、きっと負けますよ」と、小達は、菊地さんの、“選手としての将来性”にも太鼓判を押していた