Tournament article
タマノイ酢よみうりオープン 2001
「イーグルが、欲しかった」
あと1打で、プレーオフ。2打で、逆転初V。
18番、宮里は、最後まで緩むことなく果敢に攻めた。
残り250ヤードの第2打は、「スプーンで低めに行ったら、ショートした」と、2オンには失敗したが、グリーン手前からのアプローチは、ただ、カップ一点だけを狙っていった。
強気で打った第3打のアプローチは、惜しくもカップをそれて奥へオーバー。
バーディパットも決められず、プレーオフ進出にはあと一歩、及ばなかったが、ギャラリースタンドからは、「ナイストライ!!」の掛け声も飛び、満員の観衆に、宮里は、笑顔で応えていた。
「16番でバーディが取れた段階で、あと2つ取れればと思った。トップとの1打差は、17番のボードで知りました。パットは臆することなく、自分らしく行こうと思った。
とにかく、攻めて行こう、と・・・。
18番は、イーグルが欲しかった。でも、ティショットが昨日よりぶれてしまって・・・。本当に悔しいですね。
まあ・・・、練習不足ということです。
応援にきてくれた父(優さん)からは、激も飛んでいました。
前半は、悪かったけど、後半から開き直ってやろう、と決めたら、すごくプレーが楽しかった。少しは親の前で、良いゴルフを見せられたかな。
・・・これからも一番上を目指してやるだけです」