今井克宗が、6年ぶりの快挙達成

　今井にとって、この大会は、「特別な大会。ルーツみたいなもの」
　昨年3位に入り、初シード入りの足がかりを作った。
　「初日から、なつかしいなあ・・・と思いながらやってました」
　思い入れの強い舞台で、今年もまた今井が、大きな話題を作った。
　難易度1位の16番パー３。5番アイアンで打ったティショットが、グリーン手前のエッジでワンバウンドして、そのままカップイン。
　このホール、歴代4人目のエースに、三好が沸いた。
　「ここに来たら、何かが起きる・・・やばいですね（笑）」

　16番ホールは、毎年、100万円のホールインワン賞がかけられており、達成者が出なかった場合は、上限500万円までのキャリーオーバーとなっていた。
　今井の快挙は、第26回大会（95年）の室田淳以来。賞金は、上限額の500万円まで膨れ上がっていた。
　最終日まで、16番でのホールインワンがほかに出なければ、この賞金は、そっくり今井のもの。
　「もう出るな〜って祈っておかなくちゃ！（笑）」と、独り占めを狙っている

• 今井 克宗