Tournament article
ジョージア東海クラシック 2001
「言ってることと、やってることが、違ったかもしれない」
出だし、スコアが伸ばせない伊沢を横目に、1番、2番で5メートルのチャンスを決めて、一時は首位に立った川原も、プレッシャーには勝てなかった。
7番でティショットを左OBにしてボギー、これをきっかけに「集中力を失い」ズルズルと後退していった。
初シード入りを確実にものにするにも、この大会で2位に入ることが条件だったが、最後18番のバーディチャンスも、「しびれまくって・・・最後はもう、自分が何をやっているのか分からなかった」と、モノにできず、肩を落とした。
今回の順位で、賞金ランクは66位。川原の、気の抜けない日はまだ続く。
◆ 川原のはなし
「今日は言ってることと、やってることが違ってましたね。他の人は見ないで、自分のゴルフをする、とか言いながら、結局、同じ組の先輩(伊沢、日体荏原時代)を意識してばかり。伊沢さんも、あんまり調子よくないだけに、オレが頑張りたいなあ・・・とか、そんなことばっかり考えてゴルフをしていたような気がします。
でも、途中、OBとかもあったけどショットの調子はけっして悪いわけではありませんでした。結局は、気持ちの問題。
経験をつみ、普通にできるようになれば、なんとかやれるかもしれない。また、次で頑張るだけですね」