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ブリヂストンオープン 2001

▼ 大会初日、首位発進した7人 「内容は、赤点ですね」

中嶋常幸

 「このスコアには満足しているけど、ゴルフの内容は赤点!
 雨と気温(この日13.8℃)で、肉体的なフィーリングが良くなかった。ティショットは、感じはいいのに、ラフばかり。ひどい内容だったね。
 でも、ひとつひとつのスコアに対して、リラックスして『悪いなら悪いでしょうがない』とミスを、それ以上にひどく感じなかったから、それでなんとか、スコアにつなげられたかな。
 18番で、第3打をピッチングでグリーンオーバーさせたときだけは、さすがにアタマ来たけど、あとは、1打1打、やってけばいい、と思えたからね。
 長めのパットがよく入ったし・・・これくらい入っておれば、先週の日本オープンで優勝できてたのにね!
 あれは思い入れの強い大会だから、それが逆に失敗を招く原因なんだろうね。
 今日なんかは、カップの逆から、一度もライン読んでないんだよ。
 プロってのは、カップの手前に立ったときに、すでに99%ラインが読めているんだけど、あとは、それを確かなものにするために、逆から読んだりする動作をする。
 でも、それでかえって迷ってしまうことが多く、それが先週は特に出たんだろうね。自分ひとりで全部、リズムを壊してた。

 しかし今週は、コーライグリーンだから、カンカンとパット、打てるからいいね。まして例年より、今年の袖ヶ浦は芝の元気がいいから、スピードが遅めだし、パっと見てパっと打てるから、よかった。
 ・・・でも、久しぶりにこのグリーンを経験するマルにとっては、かわいそうだったかも。
 今日、一番グリーンに苦労しているのは、アメリカから帰ってきたばかりのマルだと思うな」

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