Tournament article
Phlip Morris K.K Championship 2001
「朝からラッキー、今日はいいことあるって思ってた」
朝からド派手な幕開けだ。
1番パー4で、グリーン手前から20ヤードの第3打を、サンドウェッジでチップイン。
両手を大きく広げ、歓声に応えたあと、帽子を取っておどけたしぐさで観衆にお辞儀。
そのパフォーマンスに喜ぶファンの、大きな拍手はしばらく鳴り止まなかった。
「朝からあんなラッキーがあったから、『今日は絶対良いことある』って・・・。最初から、ノッていけたね」
前半の7番からは3連続バーディ。後半の15番パー5では、ピンまで25ヤードのカラーからのイーグルパットを決め、感極まったガッツポーズ。
最終18番こそミスショットでボギーとしたが、「今日の目標は67。そのとおりに回れたから、満足です」とチャンド。
最終日は、通算11アンダー3位タイからのスタート。来月、同じフィジー出身のビジェイ・シンと出場するワールドカップにむけ、「ぜひ今季2勝目を」と意欲を燃やす。