Tournament article
アコムインターナショナル 2001
「1日で、こんなにアンダー取れたの初めて!」
インスタートの16番で、201ヤードの第2打を6メートルに乗せてこれを沈めてまず一つ目。
ターンした2番では、257ヤードの第2打を、クリークで5メートルにつけてこの日2つ目のイーグルだ。
そのあとは「意識し知らず知らずに体が変な動きをしてしまった」と3番パー4から、3ホール連続の池ポチャに肩を落としたが、「でも1日に2イーグルなんて、たぶん初めてのことだし、1日にこんなにアンダー出したのも、これが初めてのことかも!」と、2位タイ発進に川原は声を弾ませた。
今年は、「もともとのドローボールから、できるだけ真っ直ぐの球が打ちたくて」とスィング改造に取り組み、悩みぬいた。
いまも、試行錯誤の毎日だが、先週から「あまり考えすぎず、自然にやっていこう」と吹っ切ったところ、徐々に上向きはじめた。
「良いショットと悪いショットの差ははっきりと出ちゃうけど、良いショットが打てたときは、これまでにないくらいすばらしいフィーリングで打てる。もうちょっと練習しないとだめですけど、ちょっとはまともに戦えそうです」
ショットに引きずられるように、調子を崩していたパッティングも、「ショットの上昇とともに、余裕が出てきた」と川原。
「明日もこんなスコアが出るとは思えないけど、この調子で頑張りたい」としている。