中嶋常幸が、盛り返して単独3位フィニッシュ

あがりホールで、3連続バーディ。
いずれも、5メートル以上のチャンスをがっちりと沈めてこの日ノーボギーの66。通算15アンダーで、優勝争いの2人に肉薄だ。
中嶋が、「今週は、非常に収穫の多い1週間だった」と満足そうに振り返った。
「ちょっとね、ショットのときの左脇の締め方に発見があったんだ。ゲームの中でのこういう発見は、非常に大事なことだからね」

初日、2日目はジャンボ尾崎とのラウンド。
2日目終了時点では、7つもの大量差をつけられていた。
残り2日の優勝争いに挑むジャンボに、「頑張って！」と力強いエールを送っていた中嶋が、2打差の3位タイまで盛り返した。
「いやあ、嬉しいね！」
ジャンボの約2年ぶりのVにも、目を細めた中嶋。
自身も、今年5月のダイヤモンドカップで7年ぶりの復活Vを上げたばかり。
まだまだ、若手には負けられない。
これからも、ONがジャパンゴルフツアーを引っ張っていく。

写真 ＝ 16番で6メートル、17番7メートル、そして18番では5メートルを沈めて歓声に応える中嶋、その姿は、18番グリーン横の大画面映像ボードにも大きく映し出された

• 中嶋 常幸
• 尾崎 将司