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つるやオープン 2002
< ミニニュース > 「落ち癖がつかないように…」
中嶋常幸の長男・雅生が、日本ツアーで初の予選通過を果たした。
この日は、3オーバー、73位からのスタート。
11番までに2つ伸ばしたものの、13、14番で連続ボギーとし、元の木阿弥。
「カットラインが、1(オーバー)か2(オーバー)だと思っていたので、かなり焦った」そうだが、すぐ次の15番で取り返し通算2オーバー、30位タイ。
デビュー2戦目にして、初の予選を突破した。
「そんなに(予選通過には)こだわってなかったけど、それでも、続けて落ちちゃうと、落ち癖がついちゃうから…。それだけは、嫌だった。下のほうでもいいから、通りたかった」と雅生。
前日初日の強風下のラウンドでは、風の読み間違えも多くし、「もっと頭を使えば、もっと楽にゴルフできるのに」と反省。
この日は、アプローチ、パット時にもきっちりと風を計算し、「3回入ったバンカーも、全部、寄せワンに成功しました」と納得顔だ。
また、アマチュアとしてツアーに出ていたときよりも、「球に力がある。試合後も、疲れなくなった」など、自身の成長の後も、実感できるこの日のラウンドだったようだ。