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〜全英への道〜 ミズノオープン 2003

<大会みどころ> JGTO競技運営ディレクター 小山和顕

「神戸 六甲にマンシングウエアオープンKSBカップが戻ってきました。
一昨年、この六甲国際ゴルフ倶楽部で当時シード権を失っていたディネッシュ・チャ ンド選手が見事、復活優勝したのが記憶に新しいところです。
 昨年は、四国で唯一ツアー開催となりました、高松の鮎滝CCでした。混戦を制し、 久保谷選手が日本プロゴルフ選手権に続き2週連続優勝を達成しました。そのディ フェンディングチャンピオンが、アメリカから帰国して今大会に参加してくれること になりました。久々の日本でのトーナメントでの活躍をおおいに期待したいと思いま す。
 さて、2度目の六甲国際GCでの今大会は、コースに改良を加え、さらに戦略的に生 まれ変わりました。
まずはスタートの1番ホール。フェアウェイの左サイド、ちょうどティーショットの 落ちる辺りにバンカーを造りました。もともと距離的には第2打でグリーンを狙える パー5ですから、ティーショットでさらに方向性も求められる形になりました。
さらに終盤の16番も同様にフェアウェイ左コーナーにバンカーを設けています。やや 左ドッグレッグのホールなので最短距離を欲張りすぎるとハザードが待ちうけていま す。17番パー3はティーを新設して距離が30y程伸びました。以前は6〜7番アイ アンを使用していましたが、おそらく4〜5番が使用番手になると思います。グリー ンの奥行きが少ないため、ミドルアイアインで正確な距離感と球を止める技量、そし て風を読みきることがより要求されてくることでしょう。
 会場となる六甲国際GCは、歴史と風格を感じさせてくれる関西の名門コースです。 ギャラリー駐車場と北神急行谷上駅から送迎バスもでています。阪神タイガースは当 分安心して見られそうですので、この週末は是非コースに足を運んでいただき、日本 を代表するツアープレーヤー達のダイミナミックなプレーを観戦してはいかがでしょ うか」  

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