Tournament article

久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント 2003

<大会みどころ>JGTO競技運営ディレクター小山和顕

ジャパンゴルフツアー後半戦が、いよいよ、この久光製薬KBCオーガスタから再開さ れます 。会場は、すっかりおなじみとなった名門コースの芥屋ゴルフ倶楽部。玄海国定公園 の中に 位置するこの美しいシーサイドコースは、各ホールを黒松の林にセパレートされ、生 い茂っ た枝々が空中のハザードを作りだしています。林に打ち込んだら、状況によってはひ とまず 横に脱出するしかない場合も。球の高さだけでなく、フェード、ドローとさまざまな 球筋が 要求されるチャンピオンシップコースなのです。
ここはトーナメント開催コースでは数少ないコウライグリーンも名物のひとつです。 目が強くクセのある芝が毎年、選手たちを悩ませてきましたが、今年は通常と違う芝 刈り機で刈ったり、芝の生育法を変えたりすることで、例年よりなめらかなグリーン に仕上げていただきました。今年は、普段の芥屋とはまた違った、グリーン上での戦 いが見ら れそうです。
たっぷりと水分を含んで成長したラフは、場所によっては100ミリを超えるところ も。力強く立ち上がった芝が、ミスショットをすっぽりと包み込み脱出はかなり厄介 なことになるでしょう。
福岡市内から高速道路が開通し、交通の便もかなりよくなりました。夏休み最後の週 はぜひ 、芥屋ゴルフ倶楽部で!! 選手たちの熱い戦いで、残り少ない夏を満喫してくださ い。

    関連記事