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日本プロゴルフマッチプレー選手権 2003

<第1回戦の結果>星野英正 VS 友利勝良 6-5で星野の勝利

勝った星野のはなし「今日は2番ホールのバーディで流れをつかみました。2 メートルくらいを 決めて1アップ。次の3番でも上から3メートルを沈めて、そのまま勢いに乗りまし た。
パットがよく入ってくれました。5番、7番では7、8メートルのが入ってくれたり。 友利さんが先にバ ーディチャンスを打って、はずしてくれたパターン。6番でも、友利さんとほとんど 同じところにつけ て、先に友利さんが打って、2センチくらいはずして。このときは、友利さんのパッ トが参考になりま したね。
友利さんは95年にこの大会で勝っている選手だし、かなりしぶといゴルフをされるの だろう、と思って いた。途中、風も吹いてきて『ああ、やっぱり今日は友利さんの日かなあ』と思った んだけど、今日は 僕がゲームを引っ張る立場。友利さんはそれについてくるのが精一杯のゴルフだっ た。・・・意外と、あ っけなかったです。友利さんに勝てたことは自信になりますね。
今日の第1回戦は、とても楽しみだったんです。マッチプレーは、学生時代にはよく やったけれど、プ ロになってからは初めて。4年近くもやってない、久しぶりのゲーム方式にワクワク していた。1対1の 戦いで、普段のストロークプレーみたいに楽しくはやれない。目の前の相手が敵で、 時には気持ちの駆 け引きが、必要になってくる。・・・久しぶりにそういうゲームがやれるんだな、と と ても楽しみだった んです。
明日の相手は、(片山)晋呉さん。晋呉さんは気持ちのコントロールがとてもうまい 選手です。そんな 選手と戦えるなんて、勉強する良いチャンス。実は僕、高校(仙台育英1年)のとき の日本アママッチプレーで晋呉さんと当たって勝っているんですよ。そういうことも プラスに考えて、精一杯に戦いたい。負けて当然、という気持ちで“やってやろう じゃないか!”(笑)」
敗れた友利のはなし「悔しくて、涙出そうです(苦笑)。星野君は良いゴル フしてました。よ くパットも入っていたしね。僕も、星野君ほど若ければねえ・・・(笑)」

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