Tournament article
ABC チャンピオンシップゴルフトーナメント 2003
JGTO競技運営ディレクター・小山和顕
今年は残すところあと5試合。賞金王争い、シード権争いもいよいよ佳境を迎え、選 手それぞれの目標に向かって、今週もよりいっそう緊迫したプレーが繰り広げられる ことでしょう。
コースも最高の状態で、仕上がっています。例年どおり、グリーンは適度に締まって スピードがあり、ラフの長さは100ミリ前後。ちょうどボールをすっぽりと包み込む 状態で、ラフからグリーンを狙うショットには、かなりの苦戦を強いられます。
4つのパー3はいずれも距離があり難しく、かわりに、チャンスホールのパー5で しっかりとスコアを伸ばしておくのが、ここABCゴルフ倶楽部の鉄則です。攻める ホールと守るホールをきっちりと見極め、より明確なコースマネジメントが必要とさ れるチャンピオンシップコースです。
特に上がりの3ホールは景観、戦略性ともに見ごたえたっぷり。最終日は、ABCの アーメンコーナーとも呼ばれている16番パー3、17番パー4、18番パー5に陣取っ て、秋の大一番を心ゆくまでお楽しみください。
また、会場にお越しいただけないみなさまにも、予選2日はABCローカル放送で、 決勝2日はABC・テレビ朝日系列全国ネットで、またCS放送のスカイ・Aでは、4 日間毎日、生中継されます。ブラウン管でもぜひ、熱戦の模様をお楽しみください」