Tournament article
ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2004
ジャパンゴルフツアーチャレンジトーナメント第3戦、戦いの舞台は九州。
2004年のチャレンジトーナメントは全10試合、そのうち5試合がPGMシリーズ として開催される。7月8日(木)、9日(金)の2日間、佐賀県の若木ゴルフ倶楽 部にてPGMシリーズ第1戦若木チャレンジが開幕。
143名のツアープレーヤー、そして9名のトップアマ達が挑むのは山水画をお想わ せる舞台、デスモンド・ミュアヘッドが手がけたここ若木ゴルフ倶楽部。
大会初日は朝から断続的に強い雨の降るコンディション。10:36am最終3組のス タート前に突然の雷雨の為、競技は一時中断。約1時間半後に競技再開となった。そ んな中、インからスタートで8バーディ、1ボギー、通算7アンダー(65ストロー ク)堀之内豊(鹿児島垂水CC)が2位に3打差で初日トップに立った。2位タイは- 4(68)沢田尚(リンクス大山田)と丸山智弘(アポルテジャパン)の2名。 尚、予選通過は ±0(72) 44位T 63名。
堀之内豊 1977年5月31日生まれ(27歳) 鹿児島県出身 ゴルフ暦13歳 から プロ転向2000年9月、初競技2002年PRGR CUP関東。
「今週はティショットからアイアンまで本当に調子が良いです。火曜日のプロアマで は15番でホールインワンをしました。今日もアイアンが完璧でほとんど上りのライン につけました。ロングパットをしたのは1回だけ、それは3パットしました(笑)。今 年はまだ成績が出ていないのでそろそろ結果を出したいですね。QTランクは70位な のであまりツアーの事を考えるよりチャレンジに集中して、賞金ランキング5位以内 に入って来年のツアー出場権を得るのが今年の目標です。」
コース写真と説明
つながった1つのグリーン上に9番と18番ピンフラッグがたつ。 ミュアヘッドは1924年スコットランドに生まれ、ケンブリッジ大学で建築工学を 修め、1970年に「ミッションヒルズ」を手掛け名を馳せる。ジャック・ニクラウ スとの共同事業で「ミュアフィールド・ビレッジ」の設計は有名。基本思想は、「そ の土地でコースを造ることの妥当性、正統性を見つけ、風土、文化、そして自然を生 かしたコースを造ること」であり、東洋思想にも造詣の深い彼は、「山には山の神が 宿り、一本一本の木々には魂が宿る」という深遠なる思いを、コースに込めていま す。ミュアヘッドは若木ゴルフ倶楽部をこう語っています「これ以上ない地形に恵ま れて、存分の仕事が出来た。若木は私の作品の代表作になるだろう。10年、20年 と歳月を経るに従って、起伏に磨きがかかり、さらに神秘的なコースに変化するはず だ」。