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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2005

金鍾徳「経験の差」

本人も、「こんな長いの初めてだよ!」と感嘆の声をあげた。12番パー4。芝目がきつく、アンジュレーションがある難解なグリーンを、「ほぼストレート」と読みきった20メートルのバーディパット。
ど真ん中からカップに沈めた。

この「ラッキーパンチ」を含むボギーなしの68は、通算7アンダーの単独2位に、「まあ、経験の差ってことですかね」と、笑った。

今週火曜日。プロ転向後、初めて男子のツアーに参戦したミシェル・ウィーと練習ラウンドをまわった。
4年前にハワイのローカルオープン『パールオープン』に出場したときに知り合った、ウィーの父B・J・さんを通じて申し出があった。
快く引き受け、グリーンの読みや、クラブセッティングなど数々の事前アドバイスを送ったが、残念ながらウィー1打足りずに予選落ち。

「・・・でも、彼女はまだ子供だからね。また次、挑戦すればいいと話したよ」。
16歳のかわりにベテランの味を存分に発揮して、44歳がツアー通算5勝目をねらっていく。

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