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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005
ファイナルQT 2日目 トップは"ミスターQT"こと前田雄大、他2名と混戦模様
予選4日間終了後、決勝ラウンド2日間の会場は、くまもと中央CC一本に絞られる。
そんな中、昨年のファイナルQTトップ通過、そして昨日のファイナルQT初日単独トップの"ミスターQT"こと前田雄大、"フィリピンの英雄"フランキー・ミノザ、"ミスター・パーフェクト"リッチ・テイトの3人が9アンダーでトップに並んだ。
予選2日間が終了し出場選手たちも自分の2日間トータルのスコアが現時点でどのあたりに位置しているのか気になるところ。クラブハウス1階に掲示されている成績ボードには、ホールアウト
してきた選手達が自分の位置を食い入るように見つめる。気の合う仲間と笑顔で眺める選手、真剣に見つめる選手、呆然とたたずむ選手、肩をがっくり落とす選手など、ここには様々な選手達が集まる。残り4日間、最後の生き残り勝負をかけて実力を出し尽くした選手達が来季のツアーへと挑戦権をつかむ。
昨年のファイナルQTで16位となった宮里聖志は、その翌週行なわれたアジア・ジャパン沖縄オープンに主催者推薦選手として出場し見事初優勝を飾った。その宮里に続きQT組は今年も強かった。I・J・ジャン、C・キャンベル、野上貴夫、高橋竜彦らも見事ファイナルQTを勝ち抜いてきて念願の初優勝を飾った。QT選手の実力もツアーで実証済みなだけにファイナルQTのステージの高さがうかがえる。
まだ長丁場のファイナルQTは始まったばかり。最下位の選手も十分にこれから4日間の展開次第ではトップ通過を狙える。
望みを捨てるな!最後まであきらめるな!次の一打はツアーへの第一歩になる。