Tournament article
サン・クロレラ クラシック 2005
星野英正は2位
一時、2打差まで逆転されたが、9番で長いイーグルパットを決めて盛り返すと、12番からの3連続バーディで再び首位に返り咲いた。
同じ組のシーハンが小樽のアーメンコーナーでスコアを崩して後退した代わりに、深堀がしぶとく食いついてきたが、星野に動揺はなかった。
「むしろ、やってやろうと。ビビる気持ちもなかったけれど、それが逆に空回りしてしまったのか・・・」。
通算15アンダーで深堀と並んで迎えた18番。
1メートルもないパーパットはギャラリーの悲鳴とともに、カップをそれていった。先の16番でも、同じようなパットを外して3パットを打っていた。
「もしかしたら芝目が違ったのか・・・」。
初日から3日間、首位を守り続けた。「それを4日間、守り続けるのは大変なことだと分かった」と唇を噛んだがいつまでも、そんなことではへこたれない。
「負けはしたけど、今後のことを考えればすごく良い経験になったから。こういう経験をしていかないと、精神的に強くなれないと思うから」。
また、しぶとく頂点を狙っていく。