Tournament article

アコムインターナショナル 2006

「ラボンバ」こと今井克宗が66でまわり4位タイ。

今井克宗が残り5ホールで4つスコアを伸ばす追い上げで、4位タイに食い込み、賞金獲得額で1,500万円を越えて、2001年から維持している来季のシード権を確定的にさせた。

14番ミドルホールの残り135ヤードのセカンドショットを、今井は9番アイアンで直接放り込んでイーグルを奪って波に乗った。15番をパーにしたあと、16番から3ホール連続でバーディを奪って66でまわった。

18番ホールでは観客席の子どもから「ラボンバ頑張れ」という声援もあり、3メートルのバーディを沈めると、力強いガッツポーズで歓声に応えた。
「このバーディが入らなくてもシードが確定する、と思って打てば入るだろうと強気に打った」ことが良かったようだ。

陽気な今井のファンは多く、ホールアウト後にはギャラリーから、「楽しませてもらった」、「いいものを見せてもらった」と声をかけるファンも見られた。
ファンからの歓声や応援に今井は、「やりがいがあるし、やらないと、という気持ちになる」といい、ファンの声援をエネルギーに変えている。

来週は今井にとって思い出の深い、コカ・コーラ東海クラシックに出場する。
2000年には3位タイでシードを確定的にさせ、2004年には優勝をしている。

今回のシード権確定で「来週からおもいっきりやる。優勝する。」と今井は強気に挑む。

今井克宗のプロフィールはこちら

  • 18番ではバーディを決める
  • お子さんにサインをするラボンバこと今井

関連記事