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カニトップ杯チャレンジトーナメントII 2006

カニトップ杯チャレンジII最終日は28才の大前和也が初優勝。

優勝した大前和也
チャレンジトーナメント第14戦目となるカニトップ杯チャレンジIIは、宮城県黒川郡大和町にある杜の都ゴルフ倶楽部で最終日のラウンドが行なわれ、秋晴れ微風という好天の中で、大前和也が3日間好調を維持して初優勝した。
この優勝により賞金360万円を獲得した大前は、チャレンジ賞金ランキングで7位につけ、来季のツアー前半戦の出場優先権が得られるランキング5位以内に、手が届く位置まで急浮上してきた。

大前のゴルフはしぶとかった。
9番ロングで同じ組の森田をバーディで逆転すると、1打差で猛追する今季絶好調の小野貴樹を11番ロングでのバーディで突き放し、16番ミドルのボギーで森田に1打差に迫られるも、17番ショートホールでのバーディで再び突き放して初優勝という栄冠を手に入れた。

チャレンジ賞金ランキング100位以下だった大前の優勝により、来季前半のツアー出場優先権が得られるランキング5位以内が益々混沌としてきた。
今季前半で好調だった重原啓利は、一時は当確かと見られていたが、8月以降から5試合連続で予選を通過できず、残り2試合の展開次第ではどうなるか判らない状況となってきた。
また、今季2勝している中田慶史郎、1勝して安定している中村龍明、そしてこの大会で惜しくも優勝を逃した森田徹の3選手が400万円台でボーダーラインの前後に居る。

残りのチャレンジトーナメントはあと2試合。
来季の出場権をかけた戦いが注目される。

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  • 優勝副賞としてサッポロビール株式会社からシャンパンを受け取る
  • 1番スタートホールでのティショット

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