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KBCオーガスタ 2007

2位タイのスティーブン・コンラン

前半のアウトでじっとパーを重ね、堅実なプレーを続けてきたコンランには信じられないミスだった。13番から連続バーディを奪って通算16アンダー。いよいよ、リーダーを捉えて迎えた15番。
短いパーパットを外した。このボギーに内心驚いたのが、チャンピオンの宮本だった。
「あれほどボギーを打たない人が・・・あの3パットに助けられた」と、振り返っている。

さらに16番ではバンカーからの脱出に失敗。連続ボギーで、みすみすチャンスを譲り渡した。

「彼もあまり良い状態とはいえなかったが・・・宮本選手は大事なところで大事なパットを入れてきた。僕は昨日までと違っていくつか短いパットを外してしまった。その差がスコアに出た」。

日本ツアー参戦11年目。
しかし、勝ち星はいまだ2004年の今大会のひとつだけ。
念願の2勝目を狙って、首位を懸命に追いかけたが、終盤のミスで逃げ切りを許してしまった。

「調子は悪くないので、次に期待するよ」。
悔しさを押し隠し、淡々と話した。

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