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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2007

谷口拓也が、なにくそ魂で好スタート

メジャーリーガーとの初タッグ(左が岩村さん)
2人の出会いは2004年。互いに四国出身という縁もあり、知人を介して谷口が、自主トレーニングに参加させてもらったことから交流は始まった。谷口が尊敬してやまないその人は、米メジャーリーグ デビルレイズの岩村明憲・内野手。岩村選手の座右の銘「何苦楚魂(なにくそだましい)」にも感化され、自分のボールにその言葉をプリントするほどだ。

以前から、話していた夢のタッグが今週、実現した。
メジャーリーガーにバッグを担つがれ感激しきりだ。
「岩村さんに助けられた。大事な場面で、耐えてやれた」と谷口が言えば、4アンダー8位タイスタートに「拓也もよく応えてくれた」と、岩村さんも喜んだ。

「分野は違うが、スポーツをやる者として分かる部分がある。ミスをしたあとは、やっぱり自分もイラついたりするけどそのときは深呼吸をしてやり過ごしたり・・・そのへんは野球もゴルフも同じでしょう?」。

誰より信頼を置く1学年上のアキニに支えられてのラウンドは谷口にとって、何より精神的な効果が大きかったようだ。

オフのラウンドでは時に谷口より前に飛ばすという岩村さんにとっても、初めてのプロキャディは刺激的だった。
同じ組の小田龍一やブレンダン・ジョーンズの飛距離に度肝を抜いて「拓也も飛ぶと思っていたけれど、彼らはそれ以上。勢いが違うし、良いものを見せてもらった」と興奮気味だ。
キャディ業にも早速ハマったようで、「スケジュールを調整して、1年に1回は担ぎたいな」と、言い出す場面も。

とにもかくにも記念すべき今回の初タッグで目指すのは、もちろん念願のツアー2勝目。
「そうなったら最高ですね」と、声を揃えた。
  • ホールアウト後の掛け合いインタビューも息がぴったり?!

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