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マンシングウェアオープンKSBカップ 2007

武藤俊憲「今年も、僕が勝つところを見に来てください!」

直筆サイン入りのポストカードを1000枚用意したディフェンディングチャンピオン。「感謝の気持ちをこめて、会場でお配りします!」
地元・岡山には「何かある」。以前から、相性は良かった。プロ入りして、初めてトップ10に入ったのが、やはり同県で行われていたミズノオープンだった。昨年は今大会で、ツアー初優勝をあげると翌月の全英オープンの日本予選最終戦のミズノオープンで6位タイにつけて、同ランクで実質2位に入り、初のメジャー切符をもぎ取った。

「すべては、岡山から始まったような気がします」と武藤は言う。
「岡山の方々に、支えられているような気がする」とも。
そんな地元ファンへの感謝をこめて、今年はささやかなプレゼントを用意してきた。

サイン入りのポストカード1000枚は、昨年の優勝シーンを印刷してある。
サインは、5月の連休中に仕上げた。
マネージャーの横山隆之さんに「絶対に奥さんとかに代筆とか頼んじゃダメ。全部、自分ですること!」とノル

マを課せられるまでもなく、もちろん自らせっせとペンを走らせ続けて約3時間。
「おかげで、腱鞘炎になりそうでしたよ」と、苦笑する。
苦労して用意したポストカードは、本戦の木曜日から前売りパスポートカードの各日抽選会に来てくださった方の中から先着50名に配られるほか、ホールアウト後に武藤自ら会場で配布する予定だ。

ギャラリーに、手渡す際のメッセージも決まっている。
「今年も、ぜひ僕が勝つところを見に来てください!」。
ポストカードに印字したメッセージは「夢を信じて・追い求めて」。
今年も初志貫徹で連覇を達成すれば、岡山は一生忘れられない土地となることだろう。

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