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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2007

星野英正が約1ヶ月ぶりにツアー復帰

6月のJCBクラシック以来、4試合ぶりの出場だ。もっとも、それ以前からとてもゴルフどころではなかった。持病のアレルギー症状が悪化。鼻炎や目の腫れ、ひどいめまいに悩まされ、5月の大会では2試合連続の棄権をしている。

「このままプレーを続けても、埒があかない」。
思い切って兵庫の大学病院に検査入院を決めたのが先月6月。
思いのほか長引いて約20日間、ベッドの上で過ごすハメになったが、「それがかえって良かった」と星野は言う。

結局、はっきりとした原因は解明できなかったとはいえ「体をゆっくり休められたことは大きかった」。
しばらく離れていたことで、ゴルフへのモチベーションも上がった。
今週、久しぶりにトーナメント会場に来て「ゴルフが出来る喜びと、新鮮味を感じている」。
ショットの切れ味は相変わらず。この日水曜日のプロアマ戦を見る限り、約1ヶ月のブランクは、微塵も感じさせない。

「今週は、なおさら楽しみながらやれそうです」と言うのにはちゃんとした根拠がある。
一昨年の今大会と、8月のサン・クロレラと9月のANAオープン。道内の3試合でいずれもトップ10入りしたばかりか、昨年の今大会は優勝争いの末に2位に入った。

北海道の大会で、絶好の相性を誇る選手の1人は「今年こそ、ここで1番になりたい」。
ツアー通算3勝目を、自らの復帰祝いにする。

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