この日初日の２アンダー３位タイにも自信はない。「明日はきっと、オーバーパーを打ってしまうから」と、つい弱気なコメントが出てしまうその訳は、ドライバーショットに不安があるから。

「握ったホールは、必ずボギー」というとおり、２番でティショットを右にＯＢ。
それでも「ドライバー以外のショットが最高に良い状態だから」救われている。
バンカーヘリのアプローチを５メートルにつけて、どうにかボギーで収めることができたが、この状態では強気なことはとてもいえない。

「スプーンや、アイアンショットは見て見て！って思いながら打てるけど、ドライバーショットは“お願いだから見ないでください”」。

いっそ、２日目以降はドライバーを使わずにプレーしようか、とも思うが、そうもいかない。
「どうしようっかなあ･･･」。
難攻不落の和合コースでせっかくの好発進にも終始、思案顔の菊池だった。

• 菊池 純