Tournament article
ブリヂストンオープン 2008
宮本勝昌が起死回生の7アンダー
「これがゴルフなんです」と、言うしかない。
「寝ると体の状態が変わるせいかな・・・。9アンダーも4オーバーも7アンダーも、一生懸命やった結果です。明日また、ヤ〜な予感がしますけど」と苦笑したが、とにもかくにも、ここまで立て直してきたのは「上出来」だ。
7番から怒濤の5連続バーディ。ドッグレッグの16番ではイーグルを奪って単独3位に。
最終日最終組にもぐり込んだ大会主催のブリヂストン契約プロは、「一回消えたけど、戻ってきて明日はテレビにいっぱい写れる。それだけでも、とりあえず責任は果たせたかな」と、のほほんと笑った。
7試合連続トップ10が続いている首位の矢野東との5打差に「どうぉ?」と、報道陣に逆取材。
さらに2打差2位の片山晋呉は、先週25勝をあげたばかりで、「そんな選手に2つもハンディをあげちゃって勝ち目ない」と、白旗をあげる。
上位の2人をして「明日は2強ムードでしょう?」と自ら蚊帳の外を匂わせたがゴルフは最後まで分らない。
「好調の選手はアドレスの立ち方からしていいんです。明日は、2人の良いところを盗みつつ諦めずにやります」。
無欲が吉と出るか。