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三井住友VISA太平洋マスターズ 2008

今年のマスターズチャンピオンが登場!!

この日のチャリティオークションでイメルマンは「最近まで1年くらい使っていた」というドライバーを提供
3年ぶり5度目の日本ツアーに「日本での経験も、今年のマスターズでの優勝につながっていると思う」と話しているトレバー・イメルマン。

南アフリカ勢の優勝は、1978年に3勝目をあげたゲーリー・プレーヤーに続く30年ぶり、史上2人目の快挙だった。

しかも初日から首位を守っての完全優勝。ウッズを3打差で下し、グリーンジャケットに袖を通した28歳は昨年末に横隔膜の腫瘍(しゅよう)摘出の大手術も乗り越えて、メジャー制覇をたぐり寄せたタフガイだ。

初出場の今大会はこの日のプロアマ戦で初めて18ホールをプレーして、コースの感触を確かめた。
「とてもタフでグリーンが一番難しい。バーディチャンスにつけるには、ボールのコントロールが大事で、パターが一番上手い人が良い成績を残せる」と分析するイメルマンは、「多くの皆さんにコースで私のプレーを楽しんでいただきたい」。
予選2日間は、片山晋呉と谷原秀人と同じ組。
日本を代表するトッププレーヤーに挟まれて、マスターズチャンプが御殿場に挑戦だ。

トレバー・イメルマン
1979年12月16日生まれ、南アフリカ・ケープタウン出身。
1999年にプロ転向、その翌年にはヴォダコムプレーヤーズ選手権に優勝し注目を集める。その後ヨーロピアンツアーに参戦。3勝をあげる、
2003年のワールドカップはローリー・サバティーニと組んで母国に5回目のトロフィーをもたらす。
米ツアーは2006年から本格参戦。ウエスタンオープンで米ツアー初勝利を挙げてゲーリー・プレーヤー、アーニー・エルスに続く世界に通じる南アフリカ勢として一気に名を売った。
  • マスターズチャンピオンのお宝は、6万円で競り落とされた。

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