Tournament article

サン・クロレラ クラシック 2008

2人のアマチュアが決勝進出

2人の実力者が決勝ラウンドに駒を進めた。今年日本アマのセミファイナリスト、日大3年の伊藤勇気くんと、5月に23歳以下の選手を対象に行われた「スポニチカップU-23セガサミーオープンゴルフ 〜ゴルフ北海道スイングへの道〜」でプロを抑えて頂点に立ち、今大会の出場権を得た薗田峻輔くん。

揃って通算2オーバーは、12位タイと好位置で大会を折り返した。

この日は朝から吹き荒れた強風と、ツアー特有の固く締まったグリーンがいっそう牙を剥いた。「風の計算がとても難しかった」と声を揃えつつ、プロ顔負けの安定したプレーでしのぎ、共通の目標だった予選通過を軽くクリアして、「明日から上位を狙いたい」と伊藤くんが言えば、薗田くんは「やりがいのあるコースでバーディを量産するのは楽しい。明日も伸び伸びとやりたいです」。

まったくタイプの違う2人が争う今年のベストアマチュア賞は、ハイレベルの闘いとなりそうだ。

関連記事