Tournament article
フジサンケイクラシック 2008
藤島豊和は2位に後退
13番、15番のボギーで片山に並ばれた。
そしてついに、最終18番で1メートルもないパーパットを外して、首位を明け渡した。
片山の追い上げに、気圧されたというわけではないという。
「余裕をぶっこいた訳でもないのですが・・・。これが決勝ラウンドの難しさかな」。
シード1年生は、もちろんツアー未勝利。
どんなに力を持っていても、何度も経験していくことでしか補えないものがある。
「今日は、ちょっとした気持ちの中の乱れが、ショットにつながったんだと思う」と振り返った藤島は「今日したミスを、明日は絶対にしない」と誓った。
逆転されたといっても、1打差だ。
「まだ全然分らない。何が何でも優勝を狙うという気持ちでやる」と、力をこめた。
「こういうチャンスをこそ、モノにしないと・・・」。
まだ全然、気持ちは萎えていない。