Tournament article

SRIXONチャレンジ 2008

チャレンジ2試合目で優勝を狙う!弘井太郎

世界ジュニア優勝のキャリアを持つ弘井太郎
弘井太郎(ひろい・たろう 27歳)は「前半はティショットのミスが多く」辛抱のゴルフを強いられた。ほとんどの選手がバーディを獲っているパー5の7番ホールでは、よもやのボギー。1オーバーにスコアを落としてしまった。「オーバーパーのままで前半を終わりたくなかった」弘井は9番ホールで、第2打を5番アイアンでピン奥1.5mにつけてバーディ、パープレーに戻した。
「あのバーディで気分が良くなった。大きかった」と振り返る。続く10番のパー5では2オンして、バーディ。そのあとも12,15,18番でバーディを奪い、上がってみれば4アンダーで首位と1打差である。
思わぬチャンスがやってきた。

ここで是が非でも頑張らなければならない。
なぜなら「今年もセカンドQTで失敗してしまった」ため、このままでは来年もツアーはもちろんチャレンジにも出場できない。なんとしてもここで次につなげる結果を出さなければならないのだ。

もともと1998年世界ジュニアに優勝した逸材で、明徳義塾高校からオーストラリアのインターナショナルパシフィックカレッジへ留学、とジュニアのころからその才能を開花させていた。その後帰国して大分のセントレジャー城島高原GC(旧:城島後楽園CC)で鈴木規夫に師事し、2005年にプロテストに合格した。

チャレンジトーナメントに出場するのは、なんと今回が2試合目だが、その才能を考えると、可能性は広がる。
「このチャンスを活かしたい」一発勝負にかける。

弘井太郎のプロフィール

関連記事