Tournament article
Novilカップ 2008
山本健太郎 「自分を信じてやるだけです」
惜しくも1打差で予選通過はならなかったが、2年ぶりにツアー出場を果たした。
そんな時に、パッティングをする際に、「やたら内股になっている」のに気がついた。
「思い返すと中日クラウンズの時よりも前から。今年の初めから無意識の内になっていて」。
修正する意味でも今週から少し外に開いて打ってみると、急に長尺パターが冴えだした。
今日も16番で10メートル近いスライスラインのパッティングを決め、イーグルも取った。
すると、ショットも少しずつ良くなって来た。
山本が苦手なJクラシックゴルフクラブの6番。
昨年大会で6打叩き、予選落ちの引き金になったホールだ。昨日も、その苦手意識の為か、敢えてオーバーする長いクラブを持ち、グリーン奥に打ってボギーとした。
しかし、今日はワンオンとまでは行かないものの、パーで凌いだ。
3打差の3位に付けた山本には、十分な勝算がある。
いつも練習している地元の浜松シーサイドゴルフクラブ。
Jクラシックゴルフクラブが持つ雰囲気とイメージが似ており、このコースも得意にしている。
初日に出した5アンダーに、今日の3アンダー。
安定したゴルフで久しぶりの最終日最終組に付けた。
「自分を信じてやるだけです」と初優勝を狙う。